2024年8月 Sansanアップデート情報
注目アップデート
メール一括配信における宛先確認がより便利に
①[配信担当者向け]未確認名刺の一括除外と強制完了が可能に
メール一括配信の際、宛先確認が済んでいないすべての名刺をまとめて配信対象から除外し、同時に宛先確認を完了できるようになりました。
従来、メール配信担当者は宛先確認が完了していない名刺を一件ずつ手作業で除外する必要がありました。
本アップデートによって、メール一括配信の「宛先確認の対応状況」画面から、宛先確認作業が未完了のユーザーが持つ名刺を一括で配信対象から除外し、同時に宛先確認を完了させることができます。また、ユーザー単位でも、宛先確認が未完了の名刺を宛先に含めるか除外するかを選択し、一括で強制的に確認を完了することも可能です。
大幅な効率化に加え、人的ミスによる不適切な宛先へのメール送信リスクも軽減されます。特に大量の宛先へのメールマガジン配信や、より慎重な宛先確認が必要なOne to Oneメール利用時などにお役立てください。
>>メール一括配信の手順
>>メール一括配信の概要とメリット②[宛先確認者向け]メール配信用タグの検索と選択が不要に
宛先確認を依頼されたユーザーは、メール配信用タグが自動で選択された状態で、配信対象から除外するか否かを選択できるようになりました。
従来は宛先確認の際にユーザー自ら該当のタグを検索し解除する必要があり、人的ミスによって意図しない相手にメールが送信されてしまう可能性がありましたが、この操作が不要になることで、宛先確認をより簡単かつ安全に行えます。
>>メール一括配信の宛先を確認する
PCの追加機能
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メール一括配信でHTMLメールでもテンプレートを利用できるように
テキストメールに加え、HTMLメールでもテンプレートを利用できるようになりました。
[テンプレート管理]画面から、テンプレート名、件名、本文、代替テキストを編集・登録できます。プレビュー機能で作成中のデザインを確認しながら進めることが可能です。
一度作成して保存しておけば、メール配信作業時にテンプレートを選択するだけで適用され、メール作成の時間が大幅に短縮されます。
>> テンプレートの作成と差し込みの方法
>> メール配信をより効果的にする、HTMLメールのテンプレート集 -
コンタクトのOR検索が可能に
コンタクトの検索機能が改善され、複数の単語を用いたOR検索が可能になりました。
一度の検索で複数のキーワードを含むコンタクトを見つけ、必要な情報に素早く効率的にアクセスできるため、競合製品名のいずれかを含むコンタクトをまとめて検索したいシーンなどで役立ちます。 -
API利用時の体験を改善
①付与するタグの複数指定が可能に
従来はAPIを使って名刺を登録する際、1枚の名刺に対して1つのタグしか付けられませんでしたが、本アップデートにより、1回のAPI呼び出しで名刺に複数のタグの付与が可能になりました。
名刺情報の整理と管理が効率化され、特に展示会やイベントでの名刺収集後の処理が大幅に簡素化されます。②タグ取得の絞り込み機能を強化
タグ取得APIで、「所有者の範囲」と「タグの種別」に加え新たな絞り込み条件が追加されました。
タグ名や作成者で絞り込んだり、親タグから子タグを探したりすることが可能になり、より効率的にタグを検索・取得できます。
また、APIの呼び出し回数が減少するため、サーバーの負荷が軽減されます。
>> APIを利用して他システムと連携する -
Sansan名刺メーカーの利便性がアップ
[名刺メーカー管理者向け]
名刺データ更新用のCSVファイルに、各名刺データの最終更新日時が表示されるようになったことで、最新の名刺を特定しやすくなりました。
[ユーザー向け]
名刺作成・編集申請時に、確認画面で申請内容をチェックできるようになりました。
また、名刺作成・編集申請が承認された際に送信されるメールの文面を修正したことで、紙名刺の発注漏れ防止につながります。
>> Sansan名刺メーカーの使い方について
Sansan Data Hubの追加機能:
Sansan Data Hubとは
独自のテクノロジーにより、社内の顧客データを正規化・統合。CRM・SFA、MAツールにおいてデータの二重登録を防ぎ、名寄せ・クレンジングの工数を削減します。
また、外部情報ソースと連携し会社情報をリッチ化することで、マーケティングに最適なデータへと進化させます。
>> 詳細はこちら
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データ連携状況の確認と再連携がユーザー側で対応可能に
Sansan Data Hubから連携先のシステムへの書き出しエラーが発生した場合、従来はユーザー側で検知ができず、Sansan社へ確認やエラー解消後の再連携を依頼する必要がありました。
本アップデートにより、ユーザー側でいつでもデータの連携状況を確認できるようになりました。また、Salesforce連携とMarketo連携をご利用の場合は、エラーへの対応後に再連携から書き出し処理まで画面上で完結できます。
>> エラー内容の確認と再連携の手順
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