働き方をも変えた、
意外なSansan活用術とは
毎日しっかり新聞を読もう。商品開発を手がける立場として、業界の最新ニュースや知識は頭に入れておくべきだと思い、これまで何度も新聞を読もうと努力してきました。しかし、新聞は情報量が多すぎて知りたい分野のニュースを探すのに時間がかかるという難点がありました。また、弊社で購読している業界紙があるのですが、私は外出していることも多く、当日中に社内で目を通すことが難しいという課題もありました。企業のホームページを検索し、関連の深い会社のニュースを調べようとしたこともあったのですが、それではかける時間のわりに得られる情報は少ないこともわかりました。新聞も企業ホームページも、自分にとっては一長一短だったのです。
転機となったのは、通勤時刻にSansanからメールが届いていることに気が付いたことでした。開いてみると、お取引のあるお客様先企業の新しい事業に関するニュースの通知でした。いつもだったら、朝の通勤電車では、読書をするか、なんとなくスマホをいじって時間が過ぎてしまうことが多かったのですが、その日は気がつくと、ニュースに載っていたキーワードをもとに、関連する業界の記事を調べることに熱中していました。そして、会社に着く頃には、深い情報まで収集ができていたのです。
その日から、通勤時間の過ごし方が大きく変わりました。Sansanから通知されるニュースを確認し、関連する業界のキーワードをチェックする。そして、詳細な情報をGoogleなどで調べに行く、というルーチンが出来上がったのです。ネット情報が充実している今、詳細な情報は調べれば出てきますよね。ただ、情報が多すぎて、そこにたどり着く方法を見つけることはなかなか困難です。
一方、Sansanのニュースには、業界紙ほど正確で絞られた情報こそ載っていないものの、そこに近い重要なキーワードをいち早く教えてくれる良さがあります。これを活用しようと思ったのです。例えば、ある会社が物流倉庫の計画を立てていることがSansanのニュースでわかったとします。そうなると、同じエリアには人やモノが集まってくるわけですから、そのエリア周辺には別の建設計画が生まれてきます。
そうやって、まだ世の中に出ていない建設計画を予測して調べていくといった流れです。これまでSansanのニュースと同等レベルの情報収集にも1日30分ほどかけていたのですが、このルーチンを始めてからは、そういったキーワード探しにかける時間がなくなりました。時間短縮効果は大きいですね。
弊社では、朝礼時間に持ち回りで日頃の気付きや営業活動に活かせそうなエピソードを発表する取り組みを行っているのですが、Sansanのニュースはここでも使えます。朝のうちにニュースをチェックしておいて、業界のちょっとした話題を話すのです。朝礼が終わったあと、発表したニュースの話題で周りが盛り上がっている様子を見ると、心の中でガッツポーズです。なんとなく、デキるビジネスパーソンって感じでしょう?(笑)発表したニュースについては、メンバー間でもお客様先でのちょっとした話題づくりに役立っているとのことで、社内でもSansanのニュースに関する関心は高まってきています。今のところ、Sansanのニュースで朝活は大成功ですね。
Sansanのニュースについて、インプットとアウトプットの方法をお話くださった川口様。特に、インプットに関しては、単にニュースをそのままの形で受け取るだけでなく、「ニュースワードをもとに、自身の業務により近い有力な情報を収集する」といった独自の活用法を見出しています。例えるならば、Sansanのニュースは食材です。食材は、そのままでも食べることができますが、手を加えて料理することで、さらなる旨みや深みを出すことができます。ユーザの皆さまも、Sansanのニュースを好みの料理にアレンジして味わっていただきたいというのがCSMsの思いです。
カスタマーサクセス部 安野